PROJECT FULLCOMMISSIONの“コト”

TentoTen 04 Sapporo Station

TentoTen 04 Sapporo Station

学生会館をリノベーション。
多目的ラウンジやガーデンテラスを有す100名収容のゲストハウスへ。

ゲストハウスTentoTenの展開拡大に向けて加勢しているさなか、稼働率が下がっている学生会館からの相談を受けました。物件オーナー様と協議やMTを繰り返し、その当時の札幌ゲストハウスマーケットを鑑み、旗艦駅である札幌駅最寄り物件を活かした大型ゲストハウスの可能性に挑戦することとなりました。

クライアント名:

自社プロジェクト

カテゴリ名:

自社施設運営部門

なぜ行ったのか

当時の札幌のゲストハウスは地下鉄で数駅移動する郊外エリアを中心に営業されており、札幌駅徒歩圏であるこの物件での展開は高い期待を持っていました。また個室で整備されている学生会館であった建物の特性を活かした、ハイクラスで新しいタイプのゲストハウスをつくっていける可能性を感じた次第です。立地、機能、オーナー様のスタンスすべてにおいて魅力的なプロジェクトでした。

これまで小規模のゲストハウスを展開してきていた弊社にとって、大規模型のゲストハウスに挑戦することは、それまでに蓄積したノウハウを生かし、勝機のあるチャレンジだと見込んでいました。プロジェクト推進にあたっては経験メンバーではなく、あえて起業の力をつけたいと中途入社したメンバーをマネージャー、新卒で入社したてのメンバーをサブマネージャーとし、新規のメンバーに任せました。

なぜ行ったのかイメージ

どのように行ったのか

学生会館として風呂・トイレ付の個室が並ぶ地下1階、地上3階の4階層の建物。シングルルームを活かしながら、2名部屋、4名部屋、6名部屋、そしてラグジュアリールームとゲストハウスらしからぬ多様性に富んだ宿泊スペース展開を試みました。ライブやセミナーなど多様なイベントを催することができる多目的ラウンジや、マルシェやBBQも可能にするガーデンテラスを活用し、TentoTenらしいコミュニティづくりを拡大することができました。

どのように行ったのかイメージ

結果がどうなったのか

札幌駅も最寄りとする好立地、またホテルライクなリーズナブルで快適な仕様が高評価を受け、稼働率は90%を越えるゲストハウスとして成長し、札幌のマーケットリーダーとなっていきました。また毎月マルシェを開催し、近隣の住民のみなさんにとっての寄り合いの場としても愛される結果となりました。口コミ評価は札幌トップクラスとなり高収益プロジェクトとなり、その後の海外プロジェクトへの足掛かりとなった大きな分岐点です。

プロジェクトマネージャーに任命されたふたりも、自ら「やってみる」ことにより多くの成功と失敗を得ることができ、飛躍的な成長へとつながりました。ビジネスを志すならプロ意識を持って、自らの意志や知恵や行動で推進するという、抜擢采配の真骨頂となりました。

結果がどうなったのかイメージ