PROJECT FULLCOMMISSIONの“コト”

OM HOSTEL BUNYONYI

OM HOSTEL BUNYONYI

アフリカ:ウガンダでのホステル開業を支援

ウガンダでホステルを開業しようとする若者たちへの支援。 日本人学生インターン生が国内ホステルでトレーニングを積み、ビジネスやコミュニティづくりを学び、現地にジョイン。 この活動は多くの仲間や協力を得て、異国にビジネスと雇用を生み出す大きく社会的意義のある取り組みとなりました。

カテゴリ名:

コンサルティング部門

プロジェクトについて

東アフリカはウガンダの奥地、ブニュニ湖という場所にホステルを開業するプロジェクトです。
キャンプサイト、ドミトリー、コテージ、ダイニングバーが備わり、12名ほどが宿泊することができます。現地は野生のマウンテンゴリラが有名なエリアで、世界各国から旅人が訪れており、カヌーやハイキング、夜は満点の星空やキャンプファイヤーなどをローカルの人たちと楽しむことができます。

アフリカはコロナの影響も大きく、海外からの観光客はなかなか来られない状況ですが、やっと国内の予約や問い合わせが入るようになりました。

プロジェクトについてイメージ
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現地で何を行ったか

このプロジェクトは、私がかねてから抱いていた「休学して旅をした時にアフリカで出会った青年の『宿を作ってその収益で自分の村を豊かにする』という夢に協力したい」という想いを、代表の山崎へ伝えたところ、プロジェクト化したもので、土地はそのウガンダ人の青年が確保しており、過去に一度見たことがあったものの、それ以外は全く情報が無い状態からのスタートでした。
活動は現地人の青年アンドリュー(現オーナー)とアメリカ人の友人をメインに、現地人の協力者や旅人のボランティア達など5名〜10名ほどで行いました。


<実行した主な活動>
・市場調査
・プロジェクトマネージメント(予算の管理、開業までのスケジュール管理)
・コテージ・看板・ダイニング等のデザインと物品調達
・広報活動(予約サイトへの登録やWEBサイト作成等)
・宿作りに協力してくれる人の募集(現地人、旅人)
・SNSでのクラウドファウンディング

現地で何を行ったかイメージ

プロジェクトで苦労したこと

現地の建築事情や費用感等の情報が事前に分からない中、ほぼぶっつけ本番だったため、大まかなTO DOリストと費用計画はありましたが、ビザの関係もあり最大3ヶ月というタイトなスケジュールで開業できる状態まで持っていく必要がありました。
当時、現地は水道・ガス・電気・トイレなど何もない無人島で、宿つくりどころかインフラを整えるところから始まりました。
毎朝起きたら薪を集めて火を焚いたり、湖から水を汲んだり。パソコン作業するためにもネットも電気もないため近くの施設まで木製カヌーで往復1時間以上の移動が必要でした。インフラが整うまでは自分の衣食住さえ苦労しました。
今では、ソーラーライトを備え、キッチンにはプロパンガスがありますが、その導入にもそれを叶える業者さんを何件も探して値段交渉して、さらに山と湖を超えて運ぶ為にポーターを探して…
日本ではネットで全部調べてワンクリックで1週間でできそうなことなのに、こちらでは冗談抜きに1、2ヶ月を要しました。その為、様々やらなければいけないことに対し、全て遅れる前提でスケジュール管理をするのにとても苦労しました。

プロジェクトで苦労したことイメージ

また、ホステル作りは業者さま頼みいうわけではなく、様々な分野の個人のプロフェッショナルと、オーナーの友達や親戚でした。アフリカでは自分たちのコミュニティの繋がりの中で仕事を持つ人が分け合う文化があるように思います。もちろん報酬ありで。
そのため、とても信頼できましたが、責任者がいるわけではないのでクオリティ管理が心配。爪楊枝と紙で建物のレプリカを作って、皆に同じイメージを持って作業してもらえるよう工夫しました。

皆で作り上げた宿なので、コミュニティの中でも皆の思い入れが強く、ローカルにも愛される宿になっていくのをみて、とてもやりがいを感じました。

プロジェクトを通して得られた経験

ゼロからカタチを作り上げる楽しさを学びました。これはその後の経験でも強く感じていることです。

プロジェクトが決まる前、代表から「現地の為にやるからには中途半端にはできない。ビジネスとして持続させる覚悟があるか」と尋ねられました。
私は元々、このウガンダプロジェクトに対し、勢いと気持ちだけは持ち合わせていましたがそれだけでした。自身の未熟さとこの先に待ち受ける大変さを見透かされて尋ねられた問いだったと思いますが、その一言で一気に気が引き締まったのを覚えています。
インターン期間中は、ビジネスとして動かす上で必要な、ヒト・モノ・カネ、ゴール設定について本当に何もないところから身を以て学ばせてもらいました。

小さなアイディアから、人に伝わり、より多くの人と出逢い、巻き込み、形となっていく、その過程を経験できたことはとても今後の人生においても大きな自信になったと思います。
その過程は本当に色々大変だったけど、シンプルに本当に楽しかった。またこれからも行動していきたいなと思います。

プロジェクトを通して得られた経験イメージ

こんな方にFULLCOMMISSIONはお勧めです。

特に海外プロジェクトに関してですが、何か足りないなと思っていて未知の冒険がしたい人、自分で何かをやってみたい、という人に向いていると思います。
FULLCOMMISSIONはどんなに見切り発車なアイディアでも、否定されることはありません。むしろ「面白いね」と言ってもらえる。
そして、どうしたら実現できるか?何が足りないか? 前向きに可能性を探していく空気感の中で、全力で行動することができます。
世界のどこかで、偶然出会った誰かと一緒に、ビジネスを作る。こんな面白いことはないと思います。

それを体感できるチャンスが、FULLCOMMISSIONには皆に平等にあります。

もちろん責任は伴いますし、地道な調査や数字との戦いもあるので間違いなく大変な思いをすると思いますが、それを一緒に乗り越える仲間がいて、応援してくれる人がいます。
この話が、少しでも心のアンテナに引っかかって、ちょっとでもわくわくした人には、間違いなくお勧めです。

こんな方にFULLCOMMISSIONはお勧めです。イメージ