TentoTen 07 Puerto Vallarta
海外3拠点目 メキシコでのゲストハウス開業
人の縁がつながり、中米メキシコの地にTentoTen進出というアメリカ大陸進出プロジェクト。 リゾート地としても有名なプエルトバヤルタという街のビルをリノベーションしゲストハウスへとコンバージョンしました。 日本から挑戦しに行ったスタッフと現地採用のスタッフとでいろいろな困難がありながらも成長を続けるプロジェクトです。
クライアント名:
自社プロジェクト
カテゴリ名:
PROJECT FULLCOMMISSIONの“コト”
人の縁がつながり、中米メキシコの地にTentoTen進出というアメリカ大陸進出プロジェクト。 リゾート地としても有名なプエルトバヤルタという街のビルをリノベーションしゲストハウスへとコンバージョンしました。 日本から挑戦しに行ったスタッフと現地採用のスタッフとでいろいろな困難がありながらも成長を続けるプロジェクトです。
クライアント名:
自社プロジェクト
カテゴリ名:
私が担当したのは、メキシコのプエルトバヤルタという街にTentoTenMexico(ホステル)を作るというプロジェクトです。広さ700㎡ほどのビルをコンバージョンして60人ほどが泊まれるホステルを作りました。他のTentoTen同様に1階に、旅人とローカルの人が集まれる飲食店、 2階がドミトリーも含めた宿泊施設になっています。
学生のインターン生が1年かけて見つけ、契約したビルをホステルにすると言うことが決まっているとき。逆に言うとそれ以外、他何も決まっていない状態から私はこのプロジェクトに参加しました。留学で1年と仕事で1年、合計2年スペインにいたことがあり、スペイン語が話せることでこのプロジェクトに抜擢してもらいました。
大きく言うとやったことは以下の通りです。
・法人の設立(日本でも経験したことがなかったです。)
・プロジェクトマネージメント(予算の管理、開業までのスケジュール管理)
・コンバージョン(設計士との打ち合わせ、現地で工事会社と打ち合わせ)
・宿泊施設、飲食店のライセンス申請
・運営に必要な人の採用
・その他 開業に関わる諸々のこと
これらを日本からのスタッフもう1人と現地のメキシコ人スタッフもう1人で全て行いました。
今振り返るとまあまあな仕事量でしたが、経験できたことは大きかったと思います。
苦労は語り切れないほどあります。
工事の途中、オーナーから伝えられていなかった地下室が見つかったり、そもそも構造上の強度が足りていないことが発覚するなど当初工事で予定していた期間が半年程度でしたが、結果としてオープンまで1年以上かかりました。このプロジェクトは投資家の方とFULLCOMMISSIONで共同で資金を出し合って進めているプロジェクトでした。そのため、スケジュールが遅れていることで当初と計画がずれ込むことへの説明もしながら、状況が変化する中でのコミュニケーションは大変でした。
その他にもメキシコでの法人設立や旅館業、飲食業のライセンス取得は、窓口の担当者によって言うことが違うので何度も書類の再提出を求められると言うもの大変でした。
苦労した分、得られた経験は大きいと思っています。
大きな会社に行けば、教育体系が整っていてほとんどのことを教えてくれるのだと思います。FULLCOMMISSIONで言われたことは、専門家に聞いてみたら?とか、法律みてみたら?とか、決して完全放置ではないのですが、答えを教えてくれません。というか答えを誰も知らないことばかりをやっていました。
その過程はものすごく大変だったのですが、振り返れば自分ができることが増えたと思っています。これは全てを教えられていたら身に付かなかった力だと思います。
例えば、メキシコ法人の設立は、多分今後やることはないと思うのですが笑、行政手続きは法律の確認、専門家への相談、要件の整理、申請というフローがわかったので、(あと窓口の人の言うことはあてにならず、法律や条例の原文を当たることが大事と言うこともよく分かりました笑)他に何かライセンスの取得などするときは多分できるんだろうという自信があります。言い換えれば、FULLCOMMISSIONは知識ではなく知恵を教えてくれる場所です。事業を作るときは何から考えないといけないとか、ライセンスを取得するときには専門家に見つけないといけなくて、専門家を選ぶときはここを気をつけたほうがいいなど、他のことへの応用がきく知恵が身に付きます。
大手のようになんでも揃っている環境で成長したい人にはFULLCOMMISSIONは全くお勧めできません笑。当時私は25歳でしたが、どんなに経験がなかったとしても、1人の社会人・大人として対等に扱われます笑
FULLCOMMISSIONのValueの中にプロフェッショナルでありなさいと言う言葉があるのですが、プロスポーツ選手は、教えてもらうのが当たり前と思っていたら活躍できないのと同様にFULLCOMMISSIONでも、自ら必要なことを考え、自ら動き、自ら力をつけることが求められます。
こういうと冷たい会社に感じられるかもしれませんが、そんなことはなく自ら動く人に取ってはサポートを惜しまず、一緒に考えてくれるので、放牧と言う感じではありません。
どんどん機会を与えてくれるため、成長意欲の高い人にとっては最高の環境だと思っています。