約1ヶ月をかけて南米を周り、市場調査をしてきた。
南米への出店について、近い将来取り組みたいが今は様子見。
訪れた街はスペイン植民地時代に残された歴史的な建物が
たくさん残り特徴的な街並みで、
南米を好きになる人が多くいることは納得できた。
観光客が来ることは間違い無いと思う。
宿を作ってみたいと思う。
しかし、ベネズエラの情勢があまりに良く無い。
コロンビアで、
路上生活するベネズエラ人
Rappiというウーバーイーツと同じようなサービスで自転車をこぐ人
ハイパーインフレで紙くずと化したベネズエラ紙幣を使った籠の売り物
を沢山みた。
聞けばベネズエラは今崩壊している。
ハイパーインフレ
大統領の独裁
国民の15%が国外逃亡
何が起き得ているか調べてみた。かなり複雑だが、ざっくりいうと。
ベネズエラは原油国。
外資を積極的に誘致し原油生成に力を入れいていた。その時は豊かだった。
→ポピュリズム主導者が大統領になり、外資の原油会社を徐々に国営化
→原油会社の利益を国民にバラマキ、設備・技術に再投資せず、生産量激減
→2014年アメリカが大量の原油を生産、原油価格暴落
→国民に配るお金がなく、大量に紙幣発行
→ハイパーインフレ
→輸入ができなく、食料・生活品枯渇
これだけでもやばいのだけれど、大統領がまたやばいやつに見える。
議会制民主主義を廃止し、自ら何でも決められる状態に。
これは違法だと議長に暫定大統領権限を与えることを支持するアメリカ、欧州、日本etc
対
ベネズエラに大量にお金を貸し付けて社会主義を推進する中国、ロシアetc
の民主主義VS社会主義の構造になり自体が混沌としている。
そんな状態で苦しむのは政治家ではなく、一般人なのであまりにかわいそうだ。
ベネズエラへの物資を支給したコロンビア軍が追撃されるなど、
自体は僕が現地で感じたよりも大きな問題になっている。
コロンビアへ逃亡してきている人も
そのほとんどの人が仕事が無いか、安い日雇い労働。
あまりに増えすぎてコロンビア人の職が奪われていることから、
今後受け入れに対して何らかの制限を設けるなどの対策があるかもしれないとのこと。
大きな紛争が起きない間に何とか解決をしてほしい。
僕たちの事業は平和の上に成り立っている。
ベネズエラに、南米に平穏が訪れてほしい。